感動レベルの濃縮。
南イタリアの最高を結集
2500軒以上のワイナリーの中から、イタリアNo. 1生産者に過去9回選出される、ファルネーゼ。その実力派が持てる力の全てを注ぐフラッグシップワインが、このエディツィオーネだ。飲む人全ての感動を誘う最高の濃縮、とくとご堪能あれ。
Smart Point 1
完璧な柔らかさ、究極の濃密さ
その柔らかさ、濃密さはまさに究極。アブルッツォ州を起点にスタートしたファルネーゼは、ワインビジネスでの地域貢献を目指し、栽培農家や消費者の共感の渦を巻き起こしながら規模を拡大してきた。
エディツィオーネは彼らの契約する畑30,000haの中のたった7haの、選びに選び抜いた葡萄から生み出されるフルボディ・ワイン。南イタリアのテロワールと厳選し尽くした葡萄だからこそ実現できる濃密さ、そしてこれを最大限引き出す技術を持つファルネーゼにしかできない、完璧なまでの柔らかい質感が世界中のワインファンの心を掴んで離さない。
Smart Point 2
世界のセレブも常飲する理由とは
こだわり抜いたこのアドリア海のトップワインはセレブからの人気も高い。元F1レーサーのミハエル・シューマッハは生産量の約半数を購入し、ハリウッドスターのロバート・デニーロは自身のレストランに常時オンリストさせている。
ブレンドに使用される、5種類のイタリア土着品種は、500mと言う高い標高のアブルッツォの畑から、樹齢が120年近いプーリアのサーヴァ村にある畑に至るまで、ユニークで樹齢が古く高品質の葡萄が出来る畑から選ぶ。これこそが味わいの奥にあるパワフルなミネラルの秘密。ただの濃厚濃縮だけでなく、芯があるからこそ人を魅了するワインになる。
Smart Point 3
シンプルな肉料理が
もう一段階引き上げる
空瓶で1.2kgの重厚なボトルは「娘の結婚式で綺麗なドレスを着させたい気持ちと同じで、特別な思いが込められたこのワインはどうしても着飾ってあげたかった」との生産者の思いから。それぐらい、このワインには特別な思い入れがある。
豊かなコクと旨味を最大限引き立てる料理は、イタリアらしい素材を生かした料理がいい。シンプルに表面をカリッと焼いた子羊のオーブン焼きや、分厚めのサーロインがアドリア海の芳醇な果実味を引き上げ、食欲を一層高めてくれることだろう。
結論
最高をかき集めたから特別になった
複数の州をまたいで造られるエディツィオーネはイタリアワイン法の格付け最下級でリリースされる。しかし、評論家ヒュー・ジョンソンはこのワインを飲んで「本当に偉大なワインには格付けなど必要ない」と言った。ファルネーゼの持てる最高を結集したワインは、格付けという壁を軽々と飛び越える。
このスペシャルな味わいを知らずしてフルボディは語れない。迷わず飲んでみるべき一本だ。
イギリスでレストラン経営をしていたカミッロ・デ・ユリウス氏。ピエモンテで3代続くワイン生産者の元に生まれたフィリッポ・バッカラーロ氏。そして現社長、アブルッツォ州出身のブドウ栽培の家系に生まれたヴァレンティーノ・ショッティ氏の3人が1994年に創立。
専門知識を持った小規模農家から、品質の高い葡萄を長期契約を結んで調達する。まだ若いワイナリーながら、サスティナブルなワインビジネスのスタイルを確立し、アブルッツォ、プーリア、シチリアなどにブランドを広げる南イタリア最大のワイナリーグループ。
生み出されるワインは国内外で評価が高く、ワインガイド『ルカマローニ』では年間最優秀生産者に2005年から2019年の15年間で合計9回も選出されている。
向こうが全く透けて見えない、深く濃いダークチェリーレッド。ゆったりと流れる色づいたラルムから、濃厚なエキス分の期待。
トップノートは当然の如くブラックチェリー、ブラックベリー、プラムのアロマ。リコリスの甘く柔らかいトーンにスミレのリキュール”パルフェ・タムール”のアクセント。ブラックペッパーのようなスパイス感も。
舌触りはシルキーで意外にもひんやりと入ってくる。濃縮された葡萄の甘みと旨味が後から追いかけてきて、控えめだが良質なタンニンが後半に続くボリュームをバランス良くアフターへ導いている。
スケールの大きなワインなので、グラスもなるべく大ぶりなものを。おすすめはブルゴーニュタイプだが、タンニンとパワーを楽しみたい場合にはボルドータイプのグラスでも楽しめる。
ボトルが分厚く、重いので中身の残量がわかりにくいので注意。
生産者 | ファルネーゼ |
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地域 | イタリア アブルッツォ州、プーリア州 |
原産地呼称 | Vino da Tavola |
葡萄品種 | モンテプルチャーノ 33% プリミティーヴォ 30% サンジョヴェーゼ 25% ネグロアマーロ 7% マルヴァジア ネーラ 5% |