炭火肉との相性100%。
極限凝縮、最高に
ナパらしいフルボディ。
豪快に焼かれた分厚い肉が無性に食べたくなるとき、迷わずこのワインをオススメする。「カリフォルニアのカベルネ」と聞いたときに想像する、まさに直球の凝縮フルボディ。
Smart Point 1
目指したのは、クラシックな
ナパを
余すことなく
詰め込んだカベルネ
ナパ・グレンのプロジェクトは、ナパヴァレーのテロワールを最大限生かして品種の個性を表現すること。つまり「クラシックなスタイルのナパ」こそが目指すべきワイン。
ではナパの「クラシックなカベルネ」とは?資料によれば『赤紫の濃い色合い、濃厚なベリー系のアロマ、ハーブ、スパイスのニュアンス、豊かでふくよかな果実味、フル・ボディの味わい、たるのニュアンス、ココア、葉巻、しっかりとしたタンニン、長い余韻、肉料理との相性』とある。なるほど、まさにその通りだ。
Smart Point 2
造っているのは、
サーバーダウンするほど売れた、
あのナパ・ハイランズ
手掛けるのは、スミス・アンダーソン。メディアで取り上げられるや、販売ページがサーバーダウンするほどの反響を得たモンスター・ワイン「ナパ・ハイランズ」の生みの親である。
そんな造り手が古き良き時代のナパの風景をラベルに刷り込み、産地の”らしさ”を表したワイン。幅広い世代の人に届けたいという思いから、さらにリーズナブルにリリースしたのがこのナパグレン・カベルネ・ソーヴィニヨンなのだ。
Smart Point 3
フルボディ好きを公言するなら、
飲んでおくべき
フルボディがお好きな方ならば、非常に満足度の高い味わいの構成になっていることに気がついてくれることだろう。同価格帯のカリカベと比較すれば、その差は一目瞭然。
冒頭でお伝えしたように、肉料理との相性がすこぶる良い。特に豪快にガブリ、とかぶりつくタイプの赤身の強いUSビーフが良い。咀嚼するほど溢れてくる肉の旨みと、ジューシーなベリーの風味とタンニンががっしりと握手する。
結論
全てのカリフォルニア・
フルボディのファンに捧げる一本
カベルネ・ソーヴィニヨンは、ナパの中でも超一流の葡萄を輩出することでも知られる、ヨントヴィルの畑の葡萄を100%使用。そこに冷涼なオークノールのフランを少量加えることで複雑さと品もプラスされる。
カリフォルニアのフルボディに魅了されたファンならば、きっとこのパフォーマンスの高さに感嘆の声を上げるに違いない。ボルドーグラスを準備して、たっぷりと楽しんでほしい。
スミス・アンダーソン氏が手掛ける「クラッシックなナパ・ヴァレー・スタイル」のシャルドネ&カベルネ・ソーヴィニヨンをリーズナブルにシンプルに表現したプロジェクト。
サン・パブロ湾に近く、朝晩は冷たい霧の立ち込める冷涼なオークノール南東がシャルドネの生産地。「グレン」とはスコットランド・ゲール語で狭い峡谷や谷を意味し「ナパの峡谷=ナパ・ヴァレー」を現わす。
葡萄の価格が高騰するナパ・ヴァレーの中で、長年培って来た栽培農家や自社畑を持つワイナリーとのコネクションを最大限に生かすことで、リーズナブル(価格に見合う=それ以上の味わい) & ティピシティー(ナパ・ヴァレーにおける品種や特定の地区の個性・特徴を表現する)を最大の目標としている。
エッヂに赤紫の見えるダークチェリーレッド。グラスには色づいたラルムがゆったりと張りつきながら流れ落ちます。
ブラムやダークチェリーを煮詰めたジャムのような濃厚なベリーの香り、ナツメグなどのスパイス、ローストしたコーヒーとシガー。ふわりとリコリスの甘さも香ります。密度の高い、しっかりした味わいを期待。
予想を裏切ることなく、熟した果実の濃厚なアタック。でもひんやりとしたタッチがあっって甘々しくない。追いかけるように香ばしい樽のフレーバーと柔らかいタンニン。ジューシー&コクの満足度の高い構成です。
デキャンタではあまり開いてくれませんが、濃密な果実味の奥に、意外なほどに繊細な酸とミネラルが隠れているので、2~5年熟成させるのも面白いワインだと思います。できれば中ぶり以上のボルドーグラスで。
生産者 | ナパ・グレン |
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地域 | アメリカ・カリフォルニア州 |
原産地呼称 | ナパ・ヴァレーAVA |
葡萄品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン 90% カベルネ・フラン 10% |